・日高畜産科


札幌本校から道央道に乗って南へ、苫小牧で高規格道路である日高道に乗り換えて、浦河方面へ。時間にして、1時間30分ほど、日本のサラブレッド馬などの産地である日高地方の日高町門別に農場はあります。日高農場の面積は広大で、延べ面積で128ヘクタールにもなり、農場内には、キング式牛舎、フリーストール牛舎、採草地46ヘクタール、放牧地10ヘクタールの他、未開拓の森林も残っています。
飼育している家畜は、乳牛(ホルスタイン)、肉牛(黒毛和種)、緬羊(サフォーク)、馬(外国種ポニー3品種)で、総頭数は、100頭程度です。(分娩数によってその数は変動します。)
2年生に進級する際に日高畜産を専攻した学生は、この農場内の寮で4月から10月まで生活をし、農場内で動物達と一緒に、勉強に、実習に励むことになります。


●日高農場の近況を綴るブログ「日高農場から」は、こちら 

日高乳牛


日高乳牛は、以前は札幌乳牛の育成、乾乳の飼育が主な管理でしたが、ここ数年は、経産牛の管理にも力を入れています。
搾乳牛は、デントコーン、ロールパックサイレージを基本とした飼料を給与し、乾乳、育成は、広大な放牧地を利用して、低コストの生産を目指した飼育をしています。搾乳頭数は、10頭前後ですが、乳成績は高く、平均乳量は、10,000キロ前後、乳成分は、乳脂肪4パーセント以上、乳蛋白3.3パーセント、無脂固形8.9パーセント、体細胞10万以下と好成績を博しています。八紘学園では、共進会にも力を入れており、昨年は、日高農場より、2頭の育成牛が全道共進会に出場しました。

日高肉牛


繁殖雌牛を現在12頭飼育しています。 今後、増頭していく予定で、最終的には、20~30頭程度の繁殖雌牛を飼育する予定です。
生まれた子牛は、肥育素牛として10ヶ月してから、市場に出荷しています。
肥育は、5年ほど前まではしていたのですが、諸事情(飼料高騰など)により、現在はしておりません。 過去においては、A-5等級の牛も出したことがあります。 今後の動向を見ながら、再開するかもしれません。
市場で高評価を得るため、気高系、兵庫系、糸桜系を主にバランスを考慮した系統間交配を行い、また、資質系、体積系を兼備した繁殖雌牛をの改良を目指しETなどにも力を入れており、今、日高農場で最も力を入れている部門です。

ポニー


日本で最初に外国種ポニーの繁殖を始めたのが本校です。現在もその伝統を引き継ぎ、3品種のポニー15頭を飼養し、繁殖しています。シェットランド、ウェルシュマウンテン、ハクニーポニーは、イギリス原産のポニーで、日本では希少な種です。種牡馬は、もしかするとこの農場でしか見ることが出来ないかもしれません。種付け、分娩、馴致、初期調教を場内で一貫して行っており、また3年前から、馬の人工授精もはじめ、ポニーに純粋アラブを掛け合わせ、乗用馬の生産も始めました。乗馬用にクォーターホースも飼養しており、学生の乗馬学習も可能です。

緬羊


本校と緬羊とのかかわりは、長く、最初にジンギスカン料理を日本に紹介したのは、本校の創設者、栗林元二郎氏と言われています。近年、日本の緬羊の飼養頭数は、減少傾向にあった事もあり、本校の緬羊も一時よりかなり減少してしまいました。(現在の飼養頭数 種緬羊1頭、雌羊4頭)今年度、新たに2頭の雌羊を導入の予定で、僅かですが規模を拡大します。