フロックス
フロックス パニクラタ(パニキュラータ)
<学名> Phlox paniculata L <分類> ハナシノブ科
<原産地> 北アメリカ
花について
和名でクサキョウチクトウと呼ばれ、耐寒性のある丈夫な宿根草で 地方の農家の庭先などで見かけるのでご存知方も多いと思います。原産地は北アメリカのニューヨーク州~アーカンソー州にかけて分布しています。高さは60-100cmで、開花は8月中旬のお盆の時期に咲くものが多く、白、ピンク、オレンジ、ヴァイオレットなどの花をピラミッド状につけます。又、花だけでなく葉にクリーム色などの覆輪がはいる草姿がとても美しい種類があったり、最近では苞(ほう)が赤やピンクなどに色づく珍しい種類も出てきており、これらは長期間、色を楽しむ事ができます。このように、非常に種類も豊富で北アメリカを代表する園芸植物と言われています。ボーダー花壇に植えたり、また切花としても利用できます。
<栽培方法>
水はけが良く、日当たりの良い所好みます。非常に丈夫で強健なものが多いですが、夜温が下がり、夜間に高湿度になりやすい生育後半期は、うどんこ病が発生しやすいので注意が必要です。
また殖やし方としては、品種差がありますが容易に挿木できるものもあります。
時期としては5-6月頃に行った方がつきやすいようです。
園芸品種紹介
葉にも斑が入り花が咲かない時期でも楽しめ、うどんこ病に比較的強い2種類を紹介します。 (開花時期は八紘学園(札幌)基準)フロスティッド エレガンス’ ‘ Frosted Elegance’
高さ 90cm 開花時期 8月中旬~9月
花は淡いピンクで 葉にクリーム色の覆輪が入り 美しい。
‘ゴールドマイン’ ‘ Goldmine’
高さ 90cm 開花時期 8月中旬~9月中旬
花は濃いピンクで 葉に黄金色の覆輪が入りとても 美しい。
フロックス ディヴァリカタ ‘ ホワイト パフユーム’
<学名> Phlox divaricata<分類> ハナシノブ科
<原産地> 北アメリカ
フロックスといえば 数多くの園芸品種をもつ北アメリカ原産で高さ60-100cmにもなるクサキョウチクトウ(Phlox paniculata)やシバザクラ(Phlox subulata) などを思いうかべる方も多いではないでしょうか。
他にも園芸的に利用価値の高い種類もあります。そのひとつであるフロックス ディヴァリカタ(Phlox divaricata)を紹介します。
高さは45-60cm程度で 株もひろがりやすく、白 青紫、紫色などの園芸品種があります。また 最近 斑入り葉の種類もできています。まだまだあまり一般的ではないようですが、丈夫で育て易い強健種であり北海道には適してる植物なのでもっと普及して欲しい種類です。
特筆すべき点は、5月中旬頃のまだ花の少ない時期に開花し始め、まだ雪が残ってるかの様に真っ白な花をつけ、とても美しいです。
日当たりよく、水はけのよい所を好む。非常に丈夫で育てやすく、同属のクサキョウチクトウ (P.paniculata) に比べると、ウドンコ病も発病しづらい。殖やし方も容易で、春に地際から延びてくる芽を挿してやると容易に発根します。
少し凍害に弱い品種もあるので、雪が降る前の10月下旬頃に、株元を腐葉土などでマルチ(15cm程)してやると越冬は心配ないでしょう。



